両方の意味で痛かった・・・
歯は命
そもそもなんでインプラントする羽目になったのか。。。
話すと長くなるし、誰も聞きたくないだろうし、何より経緯を書くのが面倒くさいので詳細は割愛しますが、仕事が忙しくて中々歯医者に行けず治療中の歯をほったらかしにしてたことが原因です。
手のつけようがなくなって抜歯→インプラントの流れになりました。
別にインプラントじゃなくても金歯埋めたり、なんやかんや方法はあったのですが、先生の説明を聞くのが面倒くさくなって最初に提示された方法 – インプラント – を選択したのでした。
そんなこんなで人生初のインプラント治療に行ってきました。
歯医者に到着し、受付を済ませ、名前を呼ばれて連れて行かれたのが、いつもの何台か並んでる治療シート・・・ではなく別室でした。
そこはもう手術室そのもの。
気付けば先生と女医さんが手術するぞ!という意思表示をするが如く、青色の抗菌の衣装(外科医が着そうな服)に着替えてはりました。
手術一つしたことない私は少し武者震いしましたが、
そんな私の胸の内はお構いなしに、まず麻酔を2本打たれました。
抜歯の時より若干多目です。
「沢山の金具が目の前を行ったり来たりしますので・・・」
と恐ろしい告知をサラッとされるとともに口の所だけ空いたシートを顔全体にかぶせられました。
治療が始まるとん?なにやってるのやろ?というくらい何してるかわかりません。
視覚と痛覚を奪われたらこんなもんかと呑気に治療を受けてました。
「少しでも痛かったら、仰って下さいね~。」
そう医師に言われてましたが、全く痛くなかったです。
しかし、10~15分くらい経って、なんやかんや一通りの準備が終わったのか、
ゴソゴソと治療金具?を用意する音が次第に大きくなってきました。
そして、程なくするといきなり「ドゥルルルル・・・」とドリルを撃ち込まれたじゃありませんか。
戸惑いを隠せませんでしたが、そんな素振りは見せません。
ただ、顔を覆っているシートの下では物凄い表情をしてたと思います。
この時、痛みはどうだったかというと、全くなかったわけではありませんでしたが、
普通の虫歯治療で「チュイーーーン」と削られる時の方が痛いくらいで、全然気になる痛さではありませんでした。
しかし、確かなドリルの振動とともに血が大量に出ているであろうことは感じられました。
ドリルで「ドゥルルルル・・・」とボルト?を撃ち込まれる
↓
口の中で血が「ダラ~っ」
↓
助手の女医さんがバキュームで吸引
↓
ドリルで「ドゥルルルル・・・」とボルト?を撃ち込まれる
↓
口の中で血が「ダラ~っ」
↓
助手の女医さんがバキュームで吸引
:
この繰り返しです。
血が出ているであろうことに対して痛みは殆んどありませんが、口の中を咽の方へ血が流れていくのが感じられて少し気持ち悪かったです。
あと、顔の上を行き来する器具から香ばしい血の香りが (´Д` )
20分くらいでドリルの打ち込み作業が終了。
その後、「あとは閉じるだけですからね~。」
と言われ、撃ち込んだボルトを固定させる縫合作業が始まりましたが、これがしんどかった!!
最後のこの作業が2~30分と長く、麻酔も少し効果が薄まってきた頃だったからなのか後半結構痛かったです。
「痛かったらすぐに言って下さいね~。」とは随時言われてましたが、そこは男の子。(ていうかおっさん)
ぶっちゃけやせ我慢しました。
また、糸が縫われている様がハッキリと分かりました。
今度は
歯茎に「グサッ」 → ピーッって糸引っ張られる
の繰り返しです。
この時、痛み等から意識を逸らす為に、胸筋に力を入れてました。
お陰で治療後は軽量でベンチプレスをした時くらいの感じに。要らん一石二鳥でした。
第一段階突破
総計すると1時間くらい掛かったでしょうか。
振り返ればまさにちょっとした手術です。
先生も終わった後、一息ついておられました。
治療してもらったのは下の奥歯。
治療後に撮ったレントゲン写真の記憶をそのまま紙に描いてみると以下のような感じです。
我ながらうまく描けました。
下の奥歯がないところにボルトが入っている状態です。(真ん中のハートっぽいのは、のどち○こ)
感染症などの恐れもある為、抗菌剤とうがい薬を出されました。あと口の中は常に清潔にするよう言われました。
何はともあれ、取り敢えず第一関門突破です。
この後は
1週間後に抜糸。
↓
ボルトが顎の骨とイイ感じにくっつき、土台としてある程度しっかり根付いた頃に、ボルトの上に歯を建てる。
という治療予定だそうです。
会計は30万弱。
カードで支払いました。
楽天カードで払ったのでポイントが3000くらいつきますね。やったー(泣
日頃の歯磨きと虫歯の早期治療は大事。めっちゃ大事。
ではでは m(_ _ )m