ジャックと豆の木・・・じゃなかった天空の巨人の感想です。
大きい事は良い事だ
2013年の映画です。Blu-rayレンタルで観ました。
事前情報なしで全く期待せずに観た事もあってか?普通に面白かった。
ストーリーは誰もが知ってる童謡『ジャックと豆の木』のザ・リアル版。
細かい所で違ってたりした気がしたけど、およそは『ジャックと豆の木』です。
それもただ単に実写版にしただけではなく、色々とグレードアップ、パワーアップしていたように思う。
・蔦を降りて人間界に攻めてくる巨人が大量
・巨人が鼻クソ食べたり汚さもモンスター級
一向が王女を助けに行くなんてキングコングちっくって思ってましたが、巨人以外に巨大な物(ありがちな巨大でグロテスクな虫とか)は登場せず、ストレートに目的にたどり着くところに好感。
目的にたどり着く前にお腹いっぱいになったり、だらだらしたりもなかったです。
っていうか、レンタル前は大して意識してなかったけど、観てるとこれ完全に神撃の阪神、じゃなかった進撃の巨人やん!ってなりました。
人間を食ったりね。
けど全然グロくもなく、それでいて(子供が観ても大人が観ても)いい案配にリアル巨人の迫力は出てたと思います。
↑ の通り、鼻につく感じを出してた嫌なやつが割と早めに食べられて嬉しかったです。(笑
レビュー
【80】点
満足。
適当に点数付けるなら80点だわ。
人間側の裏切りも権力を手にしたい小物が起こした(起こそうとした)よくある話で、そっちに重点を置かない点は良い意味でアメリカらしくなくて良かった。
小難しい話を挟む事なくストーリーを進めてくれたので気持ちよく”人間 vs 巨人”を楽しめたのだと思います。
残念だった点は、戦力バランスを整える役割があって仕方なかったのかも知れんが、謎の威力を発揮する王冠は最後まで謎でした。なんでアレ付けたら巨人ひれ伏すねん。
見終わった後に少し物足りなさが残りましたが、原因は、
ラストの巨人とのドンパチタイムにもう少し尺つかってくれても良かったかなというのと、上述の王冠の謎威力で楽しいドンパチタイムを終わらされた事がアレしてたのかもです。
ちょっとキャメロンディアスが入ったヒロインの王女。
最初そんなにかわいくないな〜と思ってましたが、観てるうちにかわいく思えてきました。不思議。主人公が男前じゃないのが好影響を及ぼしたのかも。
ググってみてもそんなにガッカリはしなかったです。ハンガーゲームのヒロインとは大違い。(参照:ハンター…じゃなくてハンガーゲーム1、2の感想記) ・・・あくまで個人的なアレです。
この衣装で全編出てくれたら尚良かったんやけど、あんまり要らん事は言わんときます。 (笑
言わん言わんユワン・・・そういえばユアン・マクレガーはええ味出してましたね。
かっこよかったし、最後まで死なんやろなと思って安心して観れました。流石オビ=ワン・ケノービやで。
ラストの引きからして、続編は現代版・ジャックと豆の木になるのかな?
ハイテクで巨人を迎え撃つようなことはして欲しくないなと思いました。
ではでは m(_ _ )m